継之助通信

サイト管理人のブログです。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログ一覧

【稲川通信37】 寝食を忘れ李忠定公集を写す

王陽明が「天下の己れを信ずるを求めざるなり、自ら信ずるのみ、吾方に以て、自ら信ずるを求めて暇あらず、而して、人の己れを信ずるを求むに暇あらんや」と説いたというが、継之助は陽明学を学び、経世家を志すようになると、ますます強い克己心を発揮し出した。
それは、彼が嘉永六年(一八五三)六月にペリー来航に接してから、より強くなったと考えられる。残念ながら、継之助が佐久間象山・小林虎三郎・吉田松陰らとともに、浦賀沖のペリー艦隊を直接、見学に行ったという記録がない。象山塾生の一人であったという事実から、一行の中に含まれていたという憶測が伝わっているだけである。

ただ、この異国船騒ぎによって、継之助の運命が変わったことは確かである。彼は藩主牧野忠雅に建言をした。「その言、はなはだしく詭激(きげき)にわたれりといえども、この一事、はからずも忠雅の心を惹き、時局漸く困難ならんとする今日、以て用ふべきの器なり」と評価され、藩政関与の一歩を踏み出す。つまり牧野忠雅に、特命を帯び、評定役随役に任じられて、帰国することになる。

ときに経世家として一歩を踏み出した継之助は、陽明学により傾倒し、正義への確固たる信念をもやす。
『李忠定公集』全十二巻を筆写し、かつ歴代奏議類を勉学した継之助は、己れの運命をそこで悟る。長岡藩を改革するのは己れのみ、「小人にならず、大人になろう」と。

2018年5月19日 | カテゴリー : 稲川通信 | 投稿者 : kawai03

有料来館者125,000人達成!

青葉若葉のさわやかな風の吹く季節になりました。

 

ゴールデンウィークには、北は青森、南は福岡・熊本と全国から大勢お越し頂きました。

そんな中、記念館では今月4日に有料来館者125,000人を達成しました。

125,000人目の来館者は岐阜からお越しの江崎さんご家族です。

新潟には観光で来られたそうです。

3日に新潟市で過ごされ、4日は三条を経由し長岡に入られました。

 

江崎さんご家族は仲よし親子で、和やかに会話をしながら銅像の前で写真を撮るなど、終始笑顔で来館者達成記念に巡り合わせたことに歓心されているようでした。

 

「また長岡にお越しください」と声をかけてお見送りしました。

2018年5月7日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawai01

平成30年度総会・講演会・懇親会のご報告

4月21日(土)、会館青善にて友の会平成30年度総会・講演会・懇親会を開催しました。

 

総会では第1~3号議案が会員により承認されました。

 

講演会では長岡市立中央図書館 文書資料室室長の田中 洋史先生をお迎えし、演題『長岡出身の新選組隊士がいた!?~復興長岡藩 江戸藩邸の人間模様~』をご講演いただきました。

長岡の復興に奔走していた公用人の日誌に記録されている新選組隊士の竹内篤平に関する記事を抜粋したレジュメに沿って話される興味深い内容に、聴講者はメモを取ったり感慨深げに頷きながら聞き入っていました。

父と折り合いが悪くなり家出した先の松前で仕官していた篤平は、戊辰戦争が起こった際には長岡藩主の牧野忠訓が戦っていると聞き、函館へ駆けつけたそう。

しかし実際にはそんなことはなく、失望していた篤平でしたが、笠間藩士に諭され笠間藩士の伝手で榎本武揚を頼り新選組に加えられたそうです。

ちなみにこの竹内篤平、戦後に長岡藩への身柄引き渡しの際に武士階級ではなく鞘師(刀の鞘をつくる職人)の息子であることが判明したらしく、まさに数奇な人間ドラマのお話でした。

 

その後の懇親会でも田中先生をお迎えし、講師を囲みながら談笑する方や詩吟教室の方々の吟詠に耳を傾けている方、会員同士の交流を楽しむ方など、思い思いの楽しいひと時を過ごされているようでした。

 

友の会の新しい一年が始まりました。

今年も河井継之助記念館ならびに友の会をよろしくお願いいたします。

2018年5月7日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawai01

有料来館者124,000人達成!

桜が咲いたと思ったら、もう葉桜になっていました。

皆さんの住んでいる地域の桜はいかがでしょうか?

 

さて、記念館では本日有料来館者124,000人を達成しました!

124,000人目の来館者は三重県からお越しの北後さんご夫妻。

山古志を目的に来岡され、ご主人は山古志ならアルパカがいるだろうと思っていたところ、残念ながらアルパカはまだいなかったそう。山古志にはまだ雪があり、驚いたそうです。

おらたるで大学生ボランティアからいろいろな説明を受け、とても良かったそうです。

また、ご主人は「峠」を三回も読み、『自分のなかではこちらの記念館がメインで』だそう。

前夜には市内の居酒屋で店の人と記念館のことや蒼龍窟(お酒)の話をされたそうです。

アルパカのいる季節にまた来たい、とおっしゃっていたお二人。長岡はいかがだったでしょうか?

いつかアルパカを見に来られた際は、ぜひ記念館にもお立ち寄りください!

 

2018年4月8日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawai01

【募集終了】平成30年度総会・講演会・懇親会を開催します

福島江の桜が見ごろを迎えています。

 

さて、河井継之助記念館友の会では、4月21日(土)に平成30年度総会・講演会・懇親会を開催します。

 

第1部

総会(午後2時~2時30分 受付は午後1時30分から)

第2部

講演会(午後2時45分~4時/予定)

演題:『長岡出身の長岡藩士がいた!?~再興長岡藩 東京藩邸の人間模様~』

講師:文書資料室 室長・田中洋史

第3部

懇親会(会員限定・会費制)

 

申し込みは16日(月)までとなっております。来館・電話・FAXのいずれかでお申込みください。

詳細はこちらをご覧ください。

募集は終了しました。

2018年4月4日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawai01